ピロール農法とは

環境に優しいピロール農法

 私どもが推進している「ピロール農法」は、有機農法・微生物農法・減農薬農法などとも関連しながら独自の農法という、従来の発想を転換した考えから発展してまいりました農法であります。

ピロール農法がこれらのいずれの農法とも区別される最大の違いは「土壌中において酸素を放出する・・ピロール農法」なのです。 従来のあらゆる有機物理容農法では、土壌中の酸素を吸収して炭酸ガスを放出するのが普通の形態なのです。 だから、一説では有機農法は温暖化現象をおこすから環境を汚染する・・と言われるゆえんであります。

酸素が土壌中で出てくるということは、野菜など作物の毛根が働いてくれ、栄養素を取り込んでくれる力が増加いたします。 ピロール農法は農薬を分解する能力があり、トリハロメタン類もほとんど分解でき、ダイオキシン分解能力も 秘めており、従来の化学肥料も少なくて済みますし、農薬も減らせます。


ピロール農法とはどんな農法なの?

 「ピロール農法」とは、「ピロール資材」というものを田や畑に散布することによりらん藻を大量に繁殖させます。

このらん藻(ラン藻、シアノバクテリアとも)の優れた働きにより、おいしくしかも栄養価の高い作物を収穫することができるのです。

「ピロール資材」は、一般の有機資材と同様なものに、さらに海洋沈積物などを加えた特殊なもので、特定の「らん藻(ラン藻、シアノバクテリアとも)」が繁殖しやすいミネラル環境をつくる働きがあります。

繁殖した「らん藻」は光合成微生物であり、酸素と栄養素を根や他の微生物に与える働きがあります。


「らん藻」の特徴

 らん藻は光合成、つまり太陽光を浴び二酸化炭素を吸収し酸素を放出しますが、このとき光合成の過程で土壌中にあるさまざまなミネラル(金属)のキレート化を行うのです。

このため、根からのミネラルの吸収が良くなるのです。このキレート化されたミネラルは人間にとっても吸収率が抜群に高いのです。

※キレートとは、ミネラルを有機物で挟み込んで植物の根から吸収されやすくなるということです。


「ピロール作物」の特徴

 ピロール作物の分析結果を見ますと、カルシウム、マグネシウム、亜鉛などのミネラルが一般の作物よりかなり多く含まれます。

これはピロール資材が、らん藻を繁殖しやすくし各種ミネラルを豊富に含んでいることと、らん藻の行う光合成の過程で、ミネラルのキレート化が進み、丈夫な根からこれらキレート物質が良く吸収されているということなのです。

普通の作物・堆肥などを施肥すると、一般には腐敗発酵の過程において、二酸化炭索秦などのガスが発生して、根腐れなどの原因になるけど、ピロール農法のピロール資材は、醗酵をおこなわず、むしろ酸素を発生するんだ!だから根腐れはおきないんだよ!


ピロールはこうして発見されました

 その昔、殿様専用に作られた「おひきどり米」という米がありました。この米は福井市の東明寺畷(とうみょうじなわて)という土地で作られる特別においしいお米でした。

20年以上も前に寺島利夫能楽博士がこの水田のヒミツを調査し、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルの含有量が多い事が判明したのだが、さらに重要な事も判明した。それは、土が不思議な「青緑色」を帯びている事でした。

この「青緑色」の正体こそ「らん藻」であったのです。

博士は、この研究の末、「らん藻」が良く増殖する資材を工夫し作り出しました。この資材が現在のピロール資材の土台となるもので、さらに有機化学者の酒井弥博士いよる研究や技術開発にあたった黒田与作氏らの研究開発により、「ピロールエルゴン」という資材が完成したのです。


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